食品表示法

食品表示法 主な変更点

原材料名表示のルールの変更と添加物の明確な区分

全ての加工食品で、原材料とそれ以外の食品添加物を明確に区分して、重量割合の多い順で表示するよう、原材料の表示方法が改善されました。
「原材料名」と「添加物」を明確に区分するには、それぞれの項目欄を設ける又は、原材料と添加物の間を「記号(/、:)」や「改行」などで区切る等の方法があります。

〈旧基準〉
食品表示 旧基準

〈新基準〉(項目を設けた表示例)
食品表示 新基準

〈新基準〉(記号で区切る表示例)
食品表示 新基準

栄養成分表示の義務化

栄養成分表示

義務表示の内容

熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量 の5つを表示します。

表示方法の決まり

食品単位は、100グラム、100ミリリットル、1食分、1包装、その他の1単位のいずれかを表示します。
熱量及び栄養成分の表示の順番は決まっています。
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の順で変更はできません。

栄養成分表示を省略できるもの

いずれかに該当すること

・表示可能面積がおおむね30平方センチメートル以下
・酒類
・栄養の供給源の寄与の程度が小さいもの
・極めて短い期間で原材料(その配合割合も含む)が変更されるもの
・消費税を納める義務が免除されている事業者又は、中小企業基本法に規定する小規模企業者
・食品を製造し、又は加工した場所での販売
・不特定又は多数の者に対しての譲渡(販売を除く)

アレルギー表示のルール改善

原則として個別表示になります

個々の原材料の直後に括弧書きする個別表示が原則となります。
但し、表示面積に限りがあり、個別表示が困難な場合などは、例外として原材料の最後に、使用された全てのアレルギー物質をまとめて表示(一括表示)することができます。

〈個別表示〉
アレルギー 個別表示

〈一括表示〉
アレルギー 一括表示

特定加工食品及び特定加工食品の拡大表記が廃止

 新制度では、特定加工食品及び特定加工食品の拡大表記が廃止され、食品に含まれる特定原材料は、全て表示しなければならなくなりました。
 今後は、「マヨネーズ(卵を含む)」、「うどん(小麦を含む)」などと表示する必要があります。

廃止される特定加工食品の例

卵を含む

マヨネーズ、オムレツ、目玉焼、かに玉、オムライス、親子丼

乳成分を含む

ヨーグルト、生クリーム、ラクトアイス

小麦を含む

パン、うどん

マヨネーズ

マヨネーズ(卵を含む)

ヨーグルト

ヨーグルト(乳成分を含む)

うどん

うどん(小麦を含む)

製造所固有記号のルール改善

製造所固有記号を使用

原則として、同一製品を2以上の製造所で製造している場合のみ、製造所固有記号を使用すること
   ができます。
 ≪同一製品とは≫ 同一の規格で、同一の包材を使用した製品であること。
 ≪2以上の製造所とは≫
  ①自社の2以上の工場で製造している場合
  ②他社に製造を委託して2以上の工場で製造している場合
  ③自社の工場と他社に製造を委託した工場で製造している場合と整理

製造所固有記号

製造所固有記号の表示方法

●新制度によって取得した記号には、「+」を冠して表示します。
●製造所固有記号を使用する場合は、次(①~③)のいずれか
   の事項を表示しなければなりません。
   ①製造所の情報の提供を求められたときに回答する者の連絡先
   ②製造所固有記号が表す情報を表示したウェブサイトのアドレス
   (二次元コード等を含む。)
   ③当該製品を製造している全ての製造所の情報及び製造所固有記号

製造所固有記号の届出について

●製造所固有記号の届出は、表示責任者(製造者または販売者)が、消費者庁ウェブサイトの「製造所固有記号制度届出データベース」により、オンライン手続きで行います。
●5年ごとの更新制となり、変更届、廃止届も導入されています。